[内容証明郵便について]
内容証明郵便とは、いつ、どのような内容の文書を誰あてに差し出したかを郵便局で証明してもらうものです。
たとえば、隣りの家の大木が傾いていて、台風が来ると、自分の家の方に倒れる可能性が高いため、倒れないように対策してほしいと希望する場合(これは物権的妨害予防請求権にあたります)、言葉で言っただけでは、後で被害が生じ裁判で補償問題となったとき、隣りの人から、そんなことは聞いていないと言われ終わってしまう場合があります。
このとき、内容証明郵便で送った場合、郵便局でも郵便の内容を1部保管するため、この内容で送付したという証拠になります。
この方法は、送付する郵便文書1通とコピー2部及び差出人、受取人の住所を記載した封筒及び認印を郵便局に持っていきます。コピーの1部は郵便局保管、1部は差出人保管となります。
料金はかかりますが、紛争予防として使用するのも良いと思います。内容証明郵便を扱っていない郵便局もありますので、郵便局に尋ねてください。
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